緊急時避難誘導責任者/緊急時避難誘導員
資格概要

資格概要

緊急時避難誘導責任者及び緊急時避難誘導員の資格に関しての説明です。

緊急時避難誘導責任者(誘導員)-EEE-とは

緊急時避難誘導責任員(誘導員)-Emergency Evacuation
Expert-(略称:3E)は、危機的状況下において人々の共助を促し、その現場での避難を円滑にする減災のエキスパートです。発災の瞬間では、いかに迅速に冷静さを取り戻すかがとても重要です。周囲の人々を導く為には、災害・防災について学ぶだけでなく、人間行動学や心理学にまで及んで把握する必要があります。
今日本が必要としているのは、防災に詳しい人ではなく発災の瞬間に動けるリーダーであり、3Eは現場力を伴った防災のプロフェッショナルです。

資格の有用性

2022年1月、政府は南海トラフ大地震の発生確率を40年以内に90%に引き上げました。緊急時避難誘導資格は、来たる危機的状況下において、自他の命を守ることに特化した資格であり、「学ぶ」ことが「命を守ること」に直結する実践的な資格です。企業と行政がESG・SDGsへの取り組みを本格化させている昨今、防災・減災のエキスパートとしての活躍が期待されます。

資格の種類

緊急時避難誘導責任者 資格者証見本
緊急時避難誘導員 資格者証見本

緊急時避難誘導<上位下位資格の比較>

緊急時避難誘導員では、適切な避難誘導を行うにあたっての基礎的知識および誘導方法を学びます。緊急時避難誘導責任者では、(誘導員資格に加えて)必要な項目においての実地訓練を含めた講習を行い、より実践的に学びます。
緊急時避難誘導員履修項目
基礎知識 編
災害の基礎 編
災害関連情報 編
被災心理と安全行動 編
避難誘導 編
防火対応と消化対応 編
緊急対応と搬送対応 編

緊急時避難誘導責任者では

実地訓練項目
緊急時防御姿勢の実践
避難誘導の実践
防火対応と消火対応の実践
救急対応と搬送対応の実践

緊急時避難誘導責任者及び緊急時避難誘導員 行動規範